矯正装置でお口の中に痛みが出る?痛みや口内炎と対処法
投稿日:2021年4月30日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
柏駅から徒歩1分にある柏KT矯正歯科です。
矯正治療を始めると器具がお口の中を傷つけて痛みが出そう
と心配になる方もいると思います。
ワイヤーやマウスピースのゴムかけのための切れ込みなど矯正装置で
お口の中を傷つけてしまうことがあります。
少しの傷ならお口の中の粘膜が固くなることによって
痛みは感じなくなり傷も自分の力で治っていきます。
口内炎と原因
矯正器具や入れ歯があたる、
唇や頬の内側を噛んでしまった場合など
物理的刺激が直接の原因となってできるものを
カタル性口内炎といいます。
疲れや免疫力の低下などにより発症しやすくなりますが、
直接の原因となるのは物理的刺激です。
刺激を受けた部位に傷ができ細菌が入り込むことで起こります。
口内炎の中で最も多くみられるのがアフタ性口内炎と呼ばれるものです。
一番の原因は食生活や栄養の乱れ、睡眠不足などによる免疫力の低下と考えられています。
(ベーチェット病や大腸性潰瘍などの全身疾患の1症状として出ることもあります。)
ほかにウイルスや細菌が感染して起こる
ヘルペス性口内炎やカンジダ性口内炎、
喫煙によるニコチン性口内炎があります。
口内炎の予防とできてしまったときの対処法
規則正しい生活をして睡眠をしっかりとる、栄養バランスの良い食事をする、
ストレスをためないというのが口内炎を作らないための大前提です。
そしてお口の中を清潔に保つのも不可欠です。
矯正器具が当たって痛い場合は我慢しないですぐに相談してください。
ワックスという粘土のようなもので器具が当たらないように保護したり
器具を調整したり、お薬を使う場合もあります。
矯正装置は説明したとおりに取り扱うようにしてください。
(取り外しの際は両手で扱う、など)
器具が変形してお口の中に当たってしまっている場合もあります。
矯正器具等による物理的刺激で生じるカタル性口内炎は通常数日で消退します。
長引かせないためには口内炎はできてしまったらすぐに対処するようにしましょう。
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