理想的な咬合関係
投稿日:2020年10月6日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは。
柏駅から徒歩1分にある柏KT矯正歯科です。
不正咬合についていろいろとお話してきましたが
正常咬合とはどういうものなのかを改めてお話したいと思います。
正常な歯並びとは1歯対2歯の咬合関係をしています。
なぜ1歯対2歯なのかというと
以前にもお話したと思いますが、
人の咬合力というのは体重ほどの力がかかるため
それを分散させ1歯に掛かる負担を減らすことができるからです。
正常咬合と一口に言っても
それを成立させる条件にはいくつかあり
・歯の大きさや形態の調和が取れていること
・顎の骨の大きさと歯の大きさのバランスが取れていること
・顎の骨や顎関節の正常な成長や機能ができていること
・口腔周囲筋の正常な成長や機能ができていること
などが大切です。これも以前にお話したと思いますが
歯列弓を帯状に取り囲む口輪筋、頬筋、上咽頭収縮筋が
内側からの舌に拮抗して歯列・咬合の保持に関与しています。
また、これらの要素は個人差によっても左右されます(個性正常咬合)。
心配なことなどはお気軽にご相談ください。
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