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当院の歯科医師の研究が学会で賞をいただきました。

投稿日:2021年8月16日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

柏駅南口から徒歩1分にある柏KT矯正歯科です。

 

コロナ禍によりwebによる発表でしたが、

先日開催されました日本顎変形症学会で

当院の歯科医師の研究が優秀ポスター賞を受賞いたしました。

 

いわゆる出っ歯と呼ばれる状態を専門的には上顎前突と呼びますが

歯が前に傾いているなど”歯の問題”だけでなく、

上顎の骨が前に出ている、下顎が後ろに下がっているなど

”骨の問題”により出っ歯さんになっている場合もあります。

 

骨の問題による場合には歯並びの矯正治療だけでは治せないので

顎の骨を切る手術が行われます(外科的矯正治療)。

患者さんの状態に合わせいろいろな方法がとられていますが、

下の顎を切って前に出す方法がとられることが多くなっています。

しかしこの方法では術後の安定性が得にくく、

後戻りしやすいことが問題となっています。

そこで上顎骨のみの手術を併用して行った場合と

下顎骨を前に出す方法で手術した場合で術後の変化を比べました。

その結果下顎骨を前にだす手術をした後と比較し

上顎骨の手術を適応したほうが術後安定性が得られました。

 

外科的矯正治療は大学病院や大きな総合病院の口腔外科で行われます。

当院では手術は行っていませんが、

歯列矯正だけでいいのか、手術が必要なのかを判断することはとても重要です。

 

矯正治療はしたいけど、どんな治療がいいのか、どんな治療が受けられるのか

など、お悩みの方は是非当院で相談してください。

 

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